どうも!日本語とブルガリア語でブログを書いている、ヒロです。
今回は、ブルガリアと日本の、寝る前の違いについてちょっと語ろうと思います。
みなさんは「寝る準備」って、しますか?
「寝る準備」ってなに?
日本在住の国際夫婦の私たち。
以前、ブルガリア人夫🇧🇬が、ブルガリアにいる兄と電話で話した時に、こんな会話に。
そろそろ遅いから、寝る準備をしなきゃ。
寝る準備って何?寝たいならさっさと寝ればいいんじゃない?
後から夫🇧🇬が、
「お兄さんにこんなことを言われたよ~
ブルガリア人は寝る準備とかわからないもんね」
と言っていました。
我が家では、「寝る準備」とは、お風呂に入って全身を洗って(浴槽に浸かるかシャワーだけかは問わない)、歯を磨いて、パジャマに着替える、ということですが、みなさんの家ではどうでしょうか。
ブルガリアでの経験
親戚の家でのディナー後
私が初めてブルガリアに行った日の夜、親戚の家にお呼ばれして、長いディナーを楽しみました。
おひらきになった直後、私は、
「さぁ今からスーツケースの中からいろいろ取り出して寝る準備をするか」
と思っていたんですが、家の中がシーンと静まり返りました。
私以外の人は、自分の部屋に戻ってさっさと寝てしまったようです。
夜も遅かったので疲れて寝たんだね、と思っていました。
親戚とレストランでの食事後
またある時は、私たちの結婚祝いに、別の親戚たち10人くらいでレストランに行きました。その時も、食べたりおしゃべりをしたりして、家に帰った時には、いい時間になっていました。
「じゃあまた明日」とみんなそれぞれの部屋に入った後、私は
「さて今から、シャワー浴びて歯磨きしてパジャマに着替えて…」
と思って廊下に出たら、家の中がシーン!
半開きのドアからは、みんなの部屋の電気がすでに消えていて、静かなのがわかります。
おやすみの挨拶をした後、部屋に入って本当にすぐに寝てしまったようです。
次の朝起きると、私の部屋の外はバタバタしていて、洗面所も誰か使っていました。みんな、朝にシャワーを浴びたり歯を磨いているようです。
両方の経験とも、夜遅かったのでそのまま寝たいと思ったんだと思いますが、
このような経験から、日本人の(私の?)「寝る準備」というものは、ブルガリア人にとって理解にしくいよね、と思いました。
気持ちに従うブルガリア
習慣重視の日本
日本では、朝風呂派、夜朝ともにお風呂に入る派もいますが、多くの人が夜風呂派だと思います。
なぜなら、学校の合宿や修学旅行でもみんな夜風呂に入るからです。
私も、夜寝る前は、一日の汚れを落として、きれいな体とすっきりした気分で、お布団に入りたいです。
たとえ面倒くさくても、寝るときに体がべたべたすると落ち着きません。
気分重視のブルガリア
ブルガリアでは、日本と同じように、夜仕事から帰った直後や夕飯後に、シャワーを浴びることもあります。
だけど、それは、寝る準備というよりも、シャワーを浴びたいから浴びるという感じかなと思いました。
日本のように、一日の流れがあまり習慣化してなくて、習慣に従うよりも、気分に従って、したい時にしたい事をする、寝たいならすぐに寝る、といった感じです。
ただ、これは私の親戚🇧🇬の場合です。夫🇧🇬の家庭では、お風呂は毎日入らないのが普通だったそうです。
しかし、ブルガリアでも、毎晩シャワーを浴びる人もいれば、夜ではないけど毎朝シャワーを浴びる人もいると思います。
小さな文化のちがい
ブルガリアと日本では天候も違うし、肌や髪質が弱い人もいますから、お風呂の習慣に違いがあるのは、納得です。
それに、毎晩お風呂に入ることが面倒くさい気持ち、よくわかります。
私も、特に冬は、睡魔に身を任せてそのまま眠ってしまいたい、と思うことはたまにありますが、寝落ちしない限りは、メイクを落として洗顔し、歯を磨いて、寝巻に着替えます。
でも、ブルガリアの親戚家族は、外着で部屋に入った後すぐに静かになったもんだから、もしかして私服でそのまま寝ちゃったのかな??と、私は少し不思議に思っていました。
「寝る準備」が理解できる弟と理解できない兄。
日本在住ブルガリア人とブルガリア在住生粋ブルガリア人の、何気ない会話に、また小さな文化のちがいを見つけたのでありました🙂
ここまで見てくださって、ありがとうございます❣️
ではまた👋🏻✨