日本語とブルガリア語でブログを書いているヒロです。
今回は、ブルガリアの首都・ソフィアをご紹介します!
といっても、ソフィアには紹介したいところがたくさんあるので、いくつかにわけまして、ここでは、建築物をいくつか紹介したいと思います。
宗教施設
今から紹介する所は、交通機関を使わなくても、ソフィア市内を散歩すれば行き当たります!
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
ブルガリアに行く人はみんなここへ行くんじゃないかという名所です。
建物の周りは、広々とした石畳みの道路に囲まれていて、車や観光用バスがよく停まっています。

中は撮影禁止だったので写真は撮れませんでしたが、天井が高くて豪華で、厳かな雰囲気に包まれています。2021年公開の映画「太陽は動かない」では、初めて映画撮影許可をされたようで、少しだけ中の様子が映っています。
建物の脇にドアがあり、地下博物館に繋がっています。聖人の偶像や絵がたくさん飾られています。入館は有料で、私が行った時は、受付に荷物(バッグ)を預けないといけませんでした。


大聖堂の中には、偶像や絵画があり、信者の皆さんは、絵の前でお祈りを捧げたり、入り口で蝋燭を買って火を灯します。全ての聖人の絵画まで行き、絵画(聖人像)にキスをしたり、床にひれ伏せてお祈りをする熱心な信者さんも見ました。
中にはベンチもあるので、綺麗な大聖堂を見ながらゆっくりとするのもいいですね。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(ブルガリア正教会)
・Googleマップ
https://goo.gl/maps/jfNTuH6qmjBy7M6Y7
・ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/アレクサンドル・ネフスキー大聖堂_(ソフィア)
聖ソフィア聖堂

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂のすぐ隣に、聖ソフィア聖堂があります。
ソフィアで最も古い教会の一つで、4〜6世紀に建てられました。
この聖堂は、なんと首都ソフィアの名前の由来になった
壮大な大聖堂の隣に、赤レンガ姿でひっそりと建っていますが、威厳のある教会です。
・Googleマップ
https://goo.gl/maps/hvUixxad4xEK92Tt9
・ウィキペディア(英語版)
https://en.wikipedia.org/wiki/Saint_Sophia_Church,_Sofia
聖ゲオルギ聖堂

聖ゲオルギ聖堂も、ソフィアで最も古い建物の一つです。
ホテルと政府機関の建物に囲まれて現存しています。
元々は、4世紀に建てられたローマ帝国の浴場でしたが、その後に教会が建てられたそうです。
教会の目の前には、古代の遺跡やローマ帝国の石の道
聖ゲオルギ聖堂(ブルガリア正教会)
・Googleマップ
https://goo.gl/maps/h8efqViQuA2YnKAz9
・ウィキペディア(英語版)
https://en.wikipedia.org/wiki/Church_of_Saint_George,_Sofia
聖ネデリャ教会

聖ネデリャ教会は、およそ10世紀に建てられたのだそうです。
中心地にあるので、市内を散歩していたら必ず通りかかる教会です。
ご覧の通り、外にベンチがあって、中も広いので、お散歩の合間に心も体もほっとさせることのできる、綺麗な教会です。
夜のライトアップも綺麗


聖ネデリャ教会(ブルガリア正教会)
Saint Nedelya Church
・Googleマップ
https://goo.gl/maps/yrtDySSrgmLCN9d67
・ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/聖ネデリャ教会
聖ペトカ教会と地下遺跡

聖ペトカ教会は、4世紀ごろのローマ時代の墓の上に建てられた、11世紀頃の教会なのだそうです。
昔は、聖堂は地上にあったのだと思いますが、現在は半地下状態です。
聖堂からは、旧共産党本部を含む政府機関や、ホテルとデパートの入る、壮大な建物群が見えます。
この聖堂のすぐ隣に、第二次世界大戦後に発見された遺跡があります。
その遺跡の横を通って歩くと、地下鉄セルディカ駅へと繋がります

聖ペトカ教会(ブルガリア正教会)
・Googleマップ
https://goo.gl/maps/3WFpmppPSfSyZ98s9
・ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/聖ペトカ教会
バニャ・バシ・モスク(イララム教モスク)

バニャ・バシ・モスクは、イスラム教のモスクで、大きなドーム型の屋根が特徴です。
上で紹介した、ペトカ地下教会隣の遺跡から見上げるとすぐ、このモスクが写っているのが見えます。
オスマン帝国時代の1566年に建てられました。
「バニャ・バシ」と言うのは、「たくさんのお風呂」の意味で、実際に、天然温泉の上に建てられたそうです。
入り口の注意書きをよく読んでルールを守れば、一般人も入ることができます。
バニャ・バシ・モスク(イスラム教モスク)
・Googleマップ
https://goo.gl/maps/zhDjiXVw6UEN65Y67
・ウィキペディア(英語版)
https://en.wikipedia.org/wiki/Banya_Bashi_Mosque
奇蹟者聖ニコライ聖堂(ロシア正教会)

奇蹟者聖ニコライ聖堂
ブルガリアは、500年近くもの間、オスマン帝国に支配されていました。
しかし、ロシア帝国とオスマン帝国との間に起こった露土戦争で、ロシア帝国が勝利したことにより、ブルガリアはオスマン帝国から解放されることになりました。
戦争終結後、オスマン帝国時代のモスクを崩した後に建てられたのが、このロシア教会です。
当時は隣にロシア大使館があり、在ブルガリアのロシア人のために建てられた、ロシア大使館公認の教会だそうです。
鮮やかで綺麗

奇蹟者聖ニコライ聖堂(ロシア正教会)
・Googleマップ
https://goo.gl/maps/eoidFHUY9fWLKJDM6
・ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/奇蹟者聖ニコライ聖堂_(ソフィア)
政府機関
ラルゴ

写真の中央の建物は旧共産党本部、左の建物は政府機関とデパート、右の建物は大統領府とホテルが入っています。
この3つの建物群「ラルゴ」は、アレクサンドルネフスキー大聖堂に次ぐ、ソフィアのランドマークです。
この辺は、映画「太陽は動かない」で銃撃戦をしていたところです!


ラルゴの手前には、聖ソフィアの記念像が立っています。かつてはソ連のレーニン像が建っていましたが、壊されて、2000年にこの記念碑が建てられたのだとか。

ラルゴ国民議会(旧共産党本部)
大統領府/ソフィア・ホテル・バルカン
大臣評議会/TZUMデパート
・Googleマップ
https://goo.gl/maps/G6y29ZRgNoeNhGNdA
・ウィキペディア(国民議会)
https://ja.wikipedia.org/wiki/国民議会_(ブルガリア)
ソフィア裁判所

ソフィア裁判所は、おしゃれなヴィトシャ通りのすぐ近くにある裁判所です。
私は、入り口のこのライオン像が好きです。
ソフィア裁判所
・Googleマップ
https://goo.gl/maps/zrcje3gje9M2PfKB7
・ウィキペディア(英語版)
https://en.wikipedia.org/wiki/Sofia_Court_House
以上、今回は、ソフィアの建物編でした!
次回はまた別のテーマで、写真と一緒にソフィアの魅力を紹介したいと思います^^