日本語とブルガリア語でブログを書いているヒロです。
ソフィアを、写真でご紹介します!
今回は、第7弾、ソフィアのレストラン編です!おいしい料理をたくさん紹介します。今回は…盛りだくさんです!
この記事では、各レストランのGoogleマップリンクを掲載していますが、多くのお店はコロナで閉店したり休業している可能性があります。その場合は、Googleマップでお店の写真は見れますが、場所が表示されないことがあります。住所で検索してみると、場所がわかります。
- 特におすすめ!テレビに出た有名シェフのお店「Chef's」
- 特におすすめ!日本人向きブルガリア料理店「メハナ・イズバタ」
- ファミレス的なカジュアルチェーン「ハッピー」
- 剣に串刺しされたお肉料理が食べれる「レッドハウス」
- 伝統舞踊が楽しめるブルガリア料理店「ヴォデニツァタ」
- クラシックな建物のブルガリア料理店「ハジ・ドラガノヴィテ・カシュティ」
- 1926年からある老舗ブルガリア料理店「ポッド・リピテ」
- カジュアルなブルガリア料理店「マミン・コリョ」
- お洒落な創作日本料理レストラン「ハマチ」
- 大聖堂を眺めながら食事できるお店「ラ・カテドラレ」
- アパートを改装して作られたアートなカフェ「アパルタメンタ」
- ボリューミーなハンバーガー店「Boom Burgers」
- 日本にはないB級グルメやチェーン店
- まとめ
特におすすめ!テレビに出た有名シェフのお店「Chef’s」
ブルガリア人夫が、「テレビに出ているシェフのお店で、前から気になっていた」ということで、行ってみたレストラン「Chef’s(シェフズ)」。
カジュアル高級店といった、いい感じの雰囲気のレストランで、小ぎれいな格好で行くのがよさそうです。といっても、緊張する必要もなく、夫はポロシャツ姿だったし、ワンピースを着た女性が一人で食事をしているのも見ましたよ^^
そして、なによりお料理がおいしかった!英語メニューもありました。

迷ったので、とりあえず伝統的なお料理をオーダーすることに。
↓この前菜には、ブルガリアの伝統的なホワイトチーズ「シレネ」、チーズとヨーグルトの中間のようなペースト「カタック」、伝統料理によく使われるトマトやパプリカが入っています。

Traditional white sheep cheese with tomatoes, roasted peppers, onion, “Katak” with fresh cucumbers, walnuts and garlic in balsamic-sun dried tomato dressing. (14.90 lv / 250gr.)
「伝統的な羊のホワイトチーズ、トマト、ローストパプリカ、オニオン、きゅうりとガーリック入りでウォールナッツガーリックがかかった「カタック」ペーストに、サンドライトマトとバルサミコのドレッシングをかけて。(14.90レバ/約250グラムの料理)」
メインも、最も伝統的なものを選んでみました。
↓私がオーダーしたのはこちら。ピタパンの上に、主に茄子で作られたペースト「キョプール」がたくさんぬられていて、その上にスパイスが入った細長いつくね(ケバブ)がのっています。なんとも言えない、うまみたっぷりの美味しさでした!

「ピタパンの上にのった、ラム肉の「アダナケバブ」と「キョプール」スプレッド、赤玉ねぎとパセリ、レタス、レモン、ラムソンが入ったヨーグルトソースと一緒に。(21.90レバ/約260グラムの料理)」
↓夫がオーダーしたのはこちら。ピタパンの上に、自家製のパプリカペースト(リュテニツァ)がたっぷりぬられて、ブルガリアのスパイス入りミートボール(キュフテ)がのっています。

「ピタパンの上にのった子牛のミートボール焼きと自家製「リュテニッツァ」、唐辛子のマリネ、フライドポテトつき。 (18.90レバ/約300グラムの料理)」
私は、レストランに行くと、たいていキョプールとリュテニツァが入ったお料理を注文します。そしてこのお店のものは最もおいしかった内の一つでした!
デザートは、濃厚でおいしいチーズケーキ。

「「シェフズ」風フィラデルフィア・チーズケーキ、甘酸っぱいあんずのソースがけ。(8.90レバ/約160グラムのケーキ)」
お店を出た後、二人とも「ここのお店に来てよかったね^^」とニッコリでした!
シェフズ(Шеф’с/Chef’s restaurant)
https://goo.gl/maps/mbYu5GwsFEbRA3JNA
https://chefs-bg.com/en/
特におすすめ!日本人向きブルガリア料理店「メハナ・イズバタ」
ブルガリア駐在員の方のブログで知ったこのお店「メハナ・イズバタ(Механа Избата)」。英語名は「タバーン・イズバタ(Tavern Izbata)」。英語のタバーンはヨーロッパの居酒屋の意味ですが、ブルガリア語のメハナは伝統的なレストランの意味合いだそうです。
その駐在員の方のブログにはお知り合いの日本人に大変好評と書かれていましたが、本当においしかったです。
日本人好みの「うまみ」?を他店よりも多く感じた気がします。

キョプール」、右:きゅうりの入った伝統的なヨーグルトサラダ「スネジャンカ」。


サッチ」。ブルガリアの、このような丸い鉄板料理のことを「サッチ」といいます。

カヴァルマ」。トマトソースで煮込まれたお肉と野菜の土鍋の上に卵やチーズをかけて焼き上げます。
このお店で食べたキョプールやカヴァルマは、「うまみ」の味わいがあって今まで行ったレストランの中で、一二を争う美味しさだと思いました。店内は伝統的な刺繍生地が飾られていて、テーブルや椅子は木製、店員さんは伝統服を着ています。お勧めのブルガリア料理店です。
メハナ・イズバタ(Механа Избата/Tavern Izbata)
https://goo.gl/maps/JrE9br5WpM4KwPrQ8
https://tavern.izbata.bg/en
ファミレス的なカジュアルチェーン「ハッピー」
何を食べるか迷ったらお勧め、ブルガリア国内に数店舗あるチェーン店「ハッピー(HAPPY Bar&Grill)」!
ボリュームのあるサラダ、種類豊富なメイン料理、寿司や刺身もあるんです。メニューが写真付きだから外国人にもわかりやすい!です^^ ブルガリアでは、メニューに写真がのっていることは少ないので、写真付きメニューはチェーン店の強みですね!








枝豆」や「茎わかめの佃煮」もある。。。日本から仕入れてるんでしょうか。(写真右下)



。。。スイカにチーズですって?!
スイカチーズをオーダーしてみました。

シレネ」はボソボソしていて、塩辛いです。
これは、スイカに塩辛いシレネの組み合わせで、日本でスイカに塩をかけるようなものだと思います。
スイカの甘味が増す感じと、さらにチーズのまろやかさがプラスされておいしかった!

フライド・ズッキーニ。サワークリームと一緒に。絶品です。夫のおすすめ。
そうそう、このお店は寿司メニューがあるからか、「割り箸」もあるんです!

ミカド・コンボ」11.99レバ。サーモン、アボカド、かに、魚のフライなどのネタが入った寿司ロールに、照り焼きソースやマンゴーソースがかかっています。創作カリフォルニアロールとして、気軽に楽しめましたよ^^
このお店は、「明るくてハッピー」をコンセプトにしているんだと思います。
店員さんの対応はいいし、赤を基調とした制服を着ている女性店員さんが接客してくれて、元気なエネルギーが感じられるお店です^^
ハッピー(HAPPY Bar&Grill)
https://goo.gl/maps/NUkr6kNgf8SDBTpj9
https://happy.bg/bar-grill-menu/?lang=en
剣に串刺しされたお肉料理が食べれる「レッドハウス」
親戚に連れて行ってくれたお店、「チェルヴェナタ・カシュタ(Червената къща)」。直訳すると「レッド・ハウス(赤い家)」。ここでは、剣に串刺しされたお肉料理のパフォーマンスが見れるということで、以前からぜひ行こうと言っていたお店でした。

ギリシャのお酒「ウゾ」


剣のお肉料理パフォーマンス
親戚にお勧めされてオーダーしました。


ブワッと一気に火が下から上へのぼりました!




レストラン”チェルヴェナタ・カシュタ”(ресторант “Червената къща”/Red House)
https://goo.gl/maps/cNSdRBmZYGPtgvzZ7
http://chervenata.com/en/main
伝統舞踊が楽しめるブルガリア料理店「ヴォデニツァタ」
友達に、伝統舞踊のパフォーマンスが楽しめるとっても良いお店を見つけたから、と連れて行ってもらったブルガリア料理店「ヴォデニツァタ(Воденицата)」。ヴィトシャ山の麓にあるので、車かタクシーで行くのがお勧めです。


シレネ(ブルガリアのホワイトチーズ)やオリーブが入ったサラダ



舞踊隊のパフォーマンスが楽しめる
舞踊隊のパフォーマンスはこのお店の最大の特徴だと思います。





ムレチュナ・バニツァ)。ブルガリアには、「バニツァ」という定番パイ料理があり、よく朝ご飯で食べられます。チーズやヨーグルトや卵が入った甘くないバニツァや、カボチャやシナモンが入った甘いバニツァもあります。このミルク・バニツァは、私も夫もこのお店で初めて見ました。
ヴォデニツァタ(Воденицата/Vodenitzata)
https://goo.gl/maps/PDbxDQXWbE3zpx8m7
https://vodenitzata.com/
上のリンクでは写真は見れるが、コロナ休業中で場所が表示されない可能性あり。住所(1415 м. Орехите)で検索すると場所が確認できる。
クラシックな建物のブルガリア料理店「ハジ・ドラガノヴィテ・カシュティ」
友達に連れて行ってもらったブルガリア料理店「ハジ・ドラガノヴィテ・カシュティ(Хаджидрагановите къщи)」。
「ハジ(昔風の〇〇さん)・ドラガノヴィテ(ドラガンさんの)・カシュティ(複数形のお家)」なので、日本語だと「ドラガン殿の屋敷」でしょうか。
クラシックな建物は重厚感があり、メニューも木で作られています。私たちは昼間に行きましたが、公式サイトによると、夜はフォーク音楽のライブもあるみたいです。


カタック」、
左:茄子やガーリックのペースト「キョプール」、
右:リュテニツァ(パプリカペースト保存食)とシレネ(ブルガリアのホワイトチーズ)が混ざったようなペースト「アイヴァル」





こちらのお店は、量が多めなので、シェアして食べるのもいいと思います!
レストラン・ハジドラガノヴィテ・カシュティ(Ресторант Хаджидрагановите къщи/Hadjidraganov’s Houses Restaurant)
https://g.page/hadjidraganovite-kashti?share
https://www.kashtite.com/en
1926年からある老舗ブルガリア料理店「ポッド・リピテ」
親戚に連れて行ったもらったお店「ポッド・リピテ(Под липите)」。直訳すると「ライムの木の下で」。創業して約100年の老舗だそうです。



スネジャンカ」

サッチ」


二階建てのバルコニーのような建物に席がたくさんありました。薄暗くていい雰囲気のお店でした!
ポッド・リピテ(Под липите/Pod Lipite)
https://goo.gl/maps/3bPMmXgX4Wkpcx9A9
http://www.podlipitebg.com/en
カジュアルなブルガリア料理店「マミン・コリョ」
私のはじめてのブルガリアで最終日に行ったお店「マミン・コリョ( Мамин Кольо) 」。ブルガリア料理店はたいてい店員さんが伝統的衣装を着ていますが、ここの店員さんはカジュアルなスタイルの制服でしたが、内装はバッチリ伝統的でした。

キョプールやカタックなど、色々盛りのアペタイザー

シュケンベ・チョルバ」。スープは、あっさり塩味、でもまろやか。このスープはお好みでガーリックペーストを入れて食べます。

左:伝統的モツスープ「シュケンベ・チョルバ

カヴァルマ」、右:豚肉の「カヴァルマ」
メゼ」と言います。



サルミ」。お肉やお米を葡萄の葉で巻いて焼かれた料理。クリスマスでもよく食べられる料理ですが、クリスマスイブにはお肉抜きのものが食べられます。(イヴにはヴィーガンのような食事をするのです)




マミン・コリョ(Мамин Кольо/Mehana Mamin Kolyo)
https://goo.gl/maps/AxLN5LSt86wWv2MW9
https://maminkolio.com/en
お洒落な創作日本料理レストラン「ハマチ」
ソフィアに、夫がとてもお勧めする「ミヤビ」という日本料理店があるのですが、この日は丁度お休みだったので、こちらのお店「ハマチ( Хамачи )」に行ってみました。「おしゃれカジュアルな、和食の創作料理店」といった感じです。私たちは私服で行きましたが、ドレスとスーツを着ているカップル

細まき寿司

おしゃれにされた、うどんです!

お好み焼きです。鰹節もかかっています。

おしゃれにされた、とんかつです!ちゃんと、とんかつソースも添えられています。この泡はどうやって作ったのでしょうか。

抹茶のフォンダンショコラ。


おしゃれで雰囲気がよい「モダン・ジャパニーズ・レストラン」でした!
ハマチ(Хамачи/Hamachi)
https://goo.gl/maps/zo9Ef9A7qJwugGnNA
↓公式サイト
https://hamachi.bg/index.php?route=common/home
大聖堂を眺めながら食事できるお店「ラ・カテドラレ」
ブルガリアで、私が初めて行ったレストランがここ、「ラ・カテドラレ( Ла Катедрале )」でした!

ブルガリアの名所、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の目の前にあり、優雅な気分に浸って食事をしたこと覚えています^^



ブルガリアのレストランではたいていレモネード

ラ・カテドラレ(Ла Катедрале/La Cattedrale)
https://g.page/LaCattedraleRestaurantSofia?share
http://www.lacattedrale.bg/en
アパートを改装して作られたアートなカフェ「アパルタメンタ」
前回の記事の中でも紹介したカフェ「アパルタメンタ( Апартамента )」。アパルタメンタは、英語でいうとザ・アパートメントの意味で、実際のアパートをアレンジして作られたカフェなんです^^
玄関入ってすぐの階段を登り、二階へ行くと、カウンターがあるので、好きなものをオーダーします。お金を払って受け取ったら、席を(部屋を)選びに行きます。
エルダーフラワーのジュースと、チョコチーズケーキ。エルダーフラワーのジュースは、しっかり甘さがありますが、マスカットのような爽やかさがあります。


ソファやクッションがある部屋で、静かな時間を過ごせます。


私も、ブルガリアの友人も、とてもオススメするカフェです^^
アパルタメンタ(Апартамента/The Apartment)
https://g.page/apartamenta?share
https://www.facebook.com/apartamenta/
ボリューミーなハンバーガー店「Boom Burgers」
夫のお気に入りのお店の一つ、「ブーム・バーガーズ( Boom! Burgers )」。ガイドブックにも載っていました。カジュアルな雰囲気で、私たちが行った時は、若いギリシャ人旅行者たちもいました。


アイリャン」、リンゴジュース。

メニューには、「ミスタービーンバーガー」や「K–POPバーガー」などユニークなハンバーガーもありました^^
日本にはないB級グルメやチェーン店
日本にいるほとんどのブルガリア人が、恋しいと思っているブルガリアの物の1つが、ケバブ!
※しかしブルガリアや他のヨーロッパの国では、日本人の想像するケバブは、「ドュネル」と言います。
ドュネルは色んなタイプのものがありますが、ブルガリアのドュネルは具材が生地にくるくる巻かれたラップタイプが主流です。おすすめは、中にフライドポテトを入れてもらうこと!
また、日本にはない世界のチェーン店を試すのも楽しいです^^
ヘズバーガー(Hesburger)」。バルト三国では主流だとか。ブルガリア国内に数店舗あります。ケバブバーガーもありましたよ^^

ダンキン・ドーナツ(Dunkin’ Donuts)」。昔日本にも進出してきましたが、その後撤退したようです。外国人の友達はたいてい、日本にダンキンドーナツがないことに驚きます。(だって日本にはミスドがあるもん^^!!)

まとめ
今回の記事で、私のスマホが食べ物の写真だらけだということがバレてしまいそうですが、やっとブルガリアでの食べ物文化が紹介できて嬉しいです^^
・ケバブ屋(できればフライドポテト入り)
・ブルガリア料理レストラン
に行けば、満足できると思います。
また、前回までのソフィアに関する記事も参考にどうぞ!
次回からは、別の街を紹介しようと思います。