こんにちは。 日本語とブルガリア語でブログを書いているヒロです。 今回は、映画「太陽は動かない」を見た感想とロケ地について書きます。
先日、ブルガリア人夫と妹と一緒に、映画館に行って見ました!
在ブルガリアの日本大使館のツイッターで、ブルガリアで収録された映画が近々公開されると知ってすぐに調べたのが、この映画です。
Youtubeで予告編を見て、首都ソフィアのもろ中心地が出てきたので、公開前からとても楽しみでした!
主人公のエージェント2人(藤原竜也さんと竹内涼真さん)が、ブルガリアの首都ソフィアで拘束されている、仲間のエージェント(市原隼人さん)を救いに行くという設定で、映画の冒頭からもうブルガリアがでてきます。
ブルガリアに行ったら誰しもが必ず通るであろう中心地でカーチェイスや銃撃戦や爆発などのシーンがあり、私とブルガリア人夫の感想は、「うわ〜どうやって中心地を封鎖したんだろう?撮影にめちゃお金かかったんだろうな〜👀」という感じでした。また、ボロボロの住宅地でトラックが駆け抜けるシーンも、多分実際に人が住んでいるところで撮影したんだと思います。
主人公の藤原さんと竹内さんの2人は、エージェントのルールで心臓にチップが埋め込まれており、いつか爆発しないかハラハラしたり、敵のエージェントの思惑を探ったりと、とても面白い映画でした!公開日が一年も延期されたんですね!
さて、Youtubeで公開されている冒頭7分映像に出てくるロケ地がいくつか特定できました!
映画ファンの方は、コロナが落ち着いてブルガリアへ行かれる際は、ロケ地に行ってみると面白いかもしれません^^
①3:00〜バイクに乗った男がタバコを捨てて逆走していくシーン
→ Inzhener Ivan Ivanov通りの87番地にある、「Ruskomers-99 EOOD」というお店の正面にを向かってすぐ左にある橋の上です。
②3:56〜立派で壮大な建物が映るシーン
→真ん中の建物は、Kniaz Aleksandar Dondukov通りの1番地にある、Народното Събраниеという市役所で、その手前の両サイドにある建物は政府機関です。これら建物をセットで見ると壮大です!ちょうどこのシーンが見れるところに、セルディカという地下鉄があり、地下から上がると、遺跡を見ることもできる、ブルガリアでは必ず寄っておきたい名所です。
③4:14〜山下(市原さん)が車から振り落とされるシーン
→②の市役所の建物の真裏です。
④4:22〜バズーカを発射するシーンから4:40男2人が車から発砲するシーン
→③のシーンは、市役所の後ろ、そして、また後ろの方のすぐの所にある、黄色い建物の国立美術館(Национална художествена галерия)の正面付近で撮影されています。男2人の発砲シーンは、その正面玄関付近にある横断歩道です。
⑤5:30〜エージェントなんとかたどり着いた電話ボックスがある通り
→Kniaz Aleksandar Dondukov通りの30番地にある、オペラとバレエ劇場・Sofia Opera and Ballet の正面玄関の所です。Googleマップで見ると電話ボックスはないので、映画のために設置して撤去したかもしれません。次行った時に見てみようっと!
さて、竹内涼真さんは、ブルガリアでの撮影中にタクシーのぼったくりに遭って、さらに運転手が開き直って荒い運転で脅してきたとのエピソードをインタビューで語っておられました…可哀想に!そのせいもあってなんでしょうか、インタビューでは、あまりブルガリア文化を楽しんだような印象はありませんでした。
私は、ブルガリアで怖い目に遭ったことはありません。だけど、気持ちすごくわかります、ある国で嫌な目にあったら、その国とその記憶が結びついてしまうことってありますよね。でも、それは善良なブルガリア人も同じで、ブルガリア人がブルガリアで怖い目に合うこともあるんですよね。
竹内さんには、またいつかブルガリアに仕事で行ったり、都内のブルガリアレストランに行ったりして、ブルガリア文化を楽しんでほしいと思いました!あ〜竹内さんに、ブルガリアのリュテニツァ食べて欲しいな!!
ではまた!